カテゴリ:不動産売却 動画 / 投稿日付:2023/08/12 16:37
価格変更
価格変更はどのように行えばよいの?
売却中の物件価格の変更をするときに、気を付けておくことはありますか?
まずは依頼されている不動産会社がしっかりと営業活動されているのか、確認が必要です。しっかりと営業活動を行ったうえでお問合せやご案内の件数が少なければ価格を下げるという判断になりますので、むやみにか価格を下げるということをしないように気を付けて頂きたいです。
一般的に営業活動はどれくらいで一通りのことができるのですか?
概ね一カ月です。ポータルサイトに掲載し不動産を探している方に直接アピールしたりレインズという不動産会社が見れるサイトに掲載し他の不動産会社を通じて探している方にもご紹介されます。もちろん自社にご登録いただいているお客様にもご紹介しますし、チラシでの広告活動をする会社もあります。それらが一定範囲まで告知できるのに一カ月くらいです。
値下げをする場合は、どれくらい下げるのですか?
例えば2,000万円査定価格に対して2,280万円で売却スタートした場合、一カ月間売却活動した結果、ご案内の数など買主候補の引き合いが想定より少なければ、概ね5%の100万円を値下げすることをご提案いたします。
結構大きく値下げするんですね?
確かに大きく値下げすることになりますが、最終的に価格交渉が入ることも多いですので、その幅よりも大きく下げしないとインパクトが弱く、例えば50万円の値下げでは引き合いにあまり変化がありません。
改善されなければ意味がないですものね。
そうなんです。その後にさらに50万円下げて合計100万円の値下げをすることになっても、市場の中では2,230万円の物件が2,180万円になったと認識されますので効果が薄いです。
なるほど、だから最初から5%の提案なんですね。
もちろんできるだけ高く売却できるように進めているのですが、そのために大きく値下げをするのです。
一カ月で5%下げてその後も売れなかった場合はさらに値下げするのですか?
そうご提案することが多いです。その時期になるともともとの査定金額を忘れてしまいがちなのですが、査定金額くらいまでさげることをご提案します。
確かに私もすでに査定金額を忘れていました。
今、お伝えしたのは一例にすぎませんし、もちろん売主様のご都合もそれぞれありますので柔軟に対応させて頂きますが、一つご注意していただきたいことがあるんです。
どういったことですか?
売却の担当者は、無意味に値下げを提案しているわけではないということです。安く売ろうとしているのではないかと思われたりするのですが、お気持ちは分かりますが、ご売却を担当している不動産会社はできるだけ高く売却できるように努力し、それでもご売却ができなかった場合に値下げのご提案をさせて頂いているんです。
高く売れた方が仲介手数料も入りますもんね。
確かにそうかもしれませんが一番は売却を任せて頂いたという責任がありますので。
お話をまとめますと査定金額に対して10%を上乗せした場合、値下げのタイミングとしては一カ月毎にご提案させて頂き、概ね5%程が目安ということ、でいるだけ高値でご売却するために努力したうえでのご提案ということです。
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